「よし、これから仕事を始めよう。」とするときに、気になるのが「お金」です。
趣味の延長といえるような仕事やインターネット関連のものであれば、開業資金がそうかかるものではありませんが、専門分野での仕事となると、それなりの資金が必要になることは免れません。
そういう場合、開業するための資金はどのようにして準備すればいいでしょうか。
自宅開業の資金は、家族や親戚が助けてくれる場合、返済期限や金利などの心配はないですが、金融機関から借りるにしてもそのリスクを小さくしたいですよね。
ノンバンクなどは、「借りやすい」というメリットはありますが、その分金利が高いです。
融資を受けるならやはり安全性を考えなければならいでしょうから、そういう点では政府系を選ぶことをおすすめします。
国民生活金融公庫にある融資制度での普通貸付を利用すれば、借りる金額が4,800万円を超えないということを条件に、資金使途は自由で借りることができます。
仕事で使うために必要なもの、パソコンや車などを購入するため、または設備を整えるためなど、とにかく開業のためにという場合に限らず、なんにでも利用可能です。
つまり融資を受けるために利用目的を明確にする必要がないということです。
金利も低めな上に、返済期間が運転資金であれば5年以内、設備資金であれば12年以内という設定で、比較的無理のない返済計画を立てることができるようになっています。
「新規開業向け資金」や「女性・中高年起業向け資金」などもあります。
その他にもいろいろな「助成金」があります。自宅で開業を始めるときには、こんな便利な制度を大いに利用するべきでしょう。